FireAlpaca SEのウィンドウについて説明します。
この項目では、各ウィンドウの見方について説明します。
各ウィンドウの表示 / 非表示はメニューの [ウィンドウ] で設定できます。
また、各ウィンドウは並び方を変えたり、重ねたり、独立して表示させることができるので、好みの画面にカスタマイズすることができます。
カラーウィンドウ
①前景色・背景色を表示します。
②透明色を選択します。
③前景色のRGB情報を表示します。
④前景色のHEXカラーコードを表示します。HEXカラーコードは、RGB値を16進数で表したものです。
⑤色相バーもしくは色相環を表示します。[カラー] メニュー内の [色相バー]・[色相環] から切り替えられます。
色相バー
色相環
カラーヒストリーウィンドウ
①前景色の履歴が表示されます。
②選択した色を削除します。
③全ての履歴を削除します。
カラーパレットウィンドウ
①パレットグループ内の色を表示します。
②パレットグループの番号 (#1〜#16) を指定します。
③[色の追加] ダイアログボックスが表示され、パレットグループ内に色を追加できます。
④選択した色を削除します。
⑤選択した色の名前を表示します。
[色の追加] ダイアログボックス
❶名前 : パレットに登録する色の名前を変更できます。
❷前景色のRGB情報が表示されます。編集することで色を変更できます。
❸前景色のカラーコードが表示されます。編集することで色を変更できます。
❹元の色 : 前景色の情報が反映されます。
❺現在の色 : ダイアログボックスでの変更が加えられた色の情報が表示されます。
ブラシプレビューウィンドウ
①ブラシの太さのプレビューが表示されます。
②ブラシのストロークのプレビューが表示されます。
ブラシコントロールウィンドウ
①ブラシの太さを指定します。
②ブラシの不透明度を指定します。
③手ぶれ補正 : [全体設定を使う] か個別に設定するかを選択できます。
④アンチエイリアス : [全体設定を使う]・[有効]・[無効]から指定できます。
※その他の項目は、ブラシのタイプによって設定できるものが異なります。ブラシのタイプについては [ブラシの分類]をご参照ください。
ブラシウィンドウ
①ブラシの一覧を表示します。ブラシを選択して右クリックをすると [ブラシファイルの保存]・[ブラシファイルの読み込み] が実行できます。また、ブラシ名の右の歯車マークをクリックすると [ブラシ編集] ダイアログボックスが開き、ブラシの設定を編集できます。
②ブラシストアを表示(ブラシを入手する) : ブラシストアを開きます。
③ブラシの追加
- ブラシの追加 : 新規のブラシを作成します。
- ビットマップブラシの追加(ファイル) : ローカルに保存されている画像ファイルからブラシを作成します。使用できる画像ファイルはMDPファイルとPNGファイルです。
- ビットマップブラシの追加(キャンバス) : アクティブなキャンバス上の画像からブラシを作成します。
- ビットマップブラシの追加(レイヤー、複数素材) : アクティブなキャンバスの複数レイヤー上の画像からブラシを作成します。
- スクリプトブラシの追加(ファイル) : ローカルに保存されているBS (Brush Script) 形式のファイルからブラシを作成します。
- プリセットブラシを追加 : プリセットブラシから選んで追加します。
④ブラシグループの追加 : ブラシウィンドウ内のリストの上部にブラシグループを追加します。すでにブラシグループが作成されている場合は、その一つ下に追加します。
⑤ブラシの複製 : 選択中のブラシを複製します。
⑥ブラシの削除 : 選択中のブラシを削除します。
[ブラシ編集] ダイアログボックス
①ストロークのプレビューが表示されます。
②名前 : ブラシの名前を指定します。
③タイプ : ブラシのタイプを指定します。
④ブレンド : ストロークにブレンドの効果を設定します。
⑤素材 : ビットマップブラシの場合、ストロークに使用する画像を選択できます。
⑥幅 : デフォルトの幅を指定します。
⑦最小幅 : 筆圧がかかる場合の最小幅を指定します。
⑧不透明度 : デフォルトの不透明度を指定します。
⑨筆圧サイズ : チェックを入れると、筆圧によって線の幅が変わるようになります。
⑩筆圧不透明度 : チェックを入れると、筆圧によって線の不透明度が変わるようになります。
⑪ソフトエッジ : タイプが [消しゴム]、[水彩]、[色混ぜ] の場合に、ストロークの境界をぼかします。
⑫元の設定に戻す : パラメータを初期値に戻します。
[オプション] タブ
ブラシのタイプによって表示内容が変化します。詳しくは [ブラシの分類] をご参照ください。
[筆圧補正] タブ
選択中のブラシのみに適用される筆圧補正を設定します。
[テクスチャ] タブ
①ブラシテクスチャ : ストロークに合成するテクスチャを [ボコボコ1]、[ボコボコ2]、[キャンバス]、[布地]、[カスレグランジ1]、[カスレグランジ2]、[カスレグランジ3]、[ノイズ]、[ノイズ2]、[スケッチブック]、[水彩テクスチャ2]、[水彩シミ] から指定します。
②テクスチャ合成 : テクスチャの合成モードを [乗算]、[減算]、[乗算2] から指定します。
③テクスチャ影響 : テクスチャの影響度を指定します。
④ストロークごとに座標をランダムにずらす : チェックを入れると、描画ごとのテクスチャの出方をランダムにすることができます。
[後補正] タブ
①後補正を有効にする : チェックを入れると、後補正を有効にします。
②プリセット値を設定 : [強制入り抜き]、[インク溜まり]、[描き文字] から指定すると、それぞれのプリセット値が表示されます。
③スタイラス使用時とマウス・指先時の筆圧を指定できます。
④強制入り抜きの長さ・形状を指定できます。
⑤入り抜き時のインク溜まりの長さ・量・形状を指定できます。
ナビゲーターウィンドウ
①ズームイン : キャンバスを一段階拡大して表示します。
②ズームアウト : キャンバスを一段階縮小して表示します。
③ウィンドウサイズに合わせる : キャンバスをウィンドウサイズに合わせた表示倍率で表示します。
④左回転 : キャンバスの表示角度を左に 30° 回転します。
⑤回転解除 : キャンバスの回転・反転状態をリセットします。
⑥右回転 : キャンバスの表示角度を右に 30° 回転します。
⑦左右反転 : キャンバスの表示を左右反転します。
⑧キャンバスの拡大・縮小をバーで調整できます。※カーソルホバー時に表示
⑨キャンバスの表示角度をバーで調整できます。※カーソルホバー時に表示
⑩メインウィンドウ内に表示されている部分が赤枠で表示されます。
レイヤーウィンドウ
①不透明度 : アクティブなレイヤーの不透明度を変更できます。
②ブレンド : アクティブなレイヤーのブレンドを変更できます。ブレンドについては
③透明度を保護 : チェックを入れると、アクティブなレイヤーの透明部分に描画できなくなります。
④クリッピング : チェックを入れると、一つ下のレイヤーにクリッピングします。
⑤ロック : チェックを入れると、アクティブなレイヤーを編集できなくなります。
⑥アクティブレイヤーのみ表示 : チェックを入れると、キャンバスにアクティブなレイヤー上の画像のみが表示されます。
⑦レイヤー一覧が表示されます。
⑧レイヤーの表示・非表示を切り替えます。
⑨レイヤーのサムネイルを表示します。
⑩クリックすると [レイヤー属性] ダイアログボックスが開き、レイヤー名の変更や各種属性変更ができます。
⑪レイヤーの追加 : アクティブなレイヤーの一つ上にカラーレイヤーを作成します。
⑫レイヤーの追加(8bpp) : アクティブなレイヤーの一つ上に8bitレイヤーを作成します。
⑬レイヤーの追加(1bpp) : アクティブなレイヤーの一つ上に1bitレイヤーを作成します。
⑭アクティブなレイヤーにレイヤーマスクを追加します。※レイヤーマスクは FireAlpaca SE 限定機能です。
⑮レイヤーフォルダの追加 : アクティブなレイヤーの一つ上にレイヤーフォルダを作成します。
⑯レイヤーの複製 : アクティブなレイヤーもしくはレイヤーフォルダを複製します。
⑰レイヤーを下に統合 : アクティブなレイヤーを一つ下のレイヤーと統合します。
⑱レイヤーの削除 : アクティブなレイヤー、レイヤーマスクもしくはレイヤーフォルダを削除します。
[レイヤー属性] ダイアログボックス
カラーレイヤー
①名前 : レイヤー名を変更します。
②効果 : レイヤー効果を [なし]・[水彩境界]・[水彩境界(濁り)] から指定できます。
③下書きレイヤー : チェックを入れると、レイヤーを下書きレイヤーにします。下書きレイヤーは書き出しの時に描画されません。
8bitレイヤー
①名前 : レイヤー名を変更します。
②カラー : レイヤーカラーを変更します。
③ハーフトーン表示 : 有効にすると描画領域がハーフトーン表示になります。また、ハーフトーンの形状を [円形]・[横線]・[縦線] から指定できます。
④ハーフトーン線数 : 線数を 10〜80 から指定できます。
⑤下書きレイヤー : チェックを入れると、レイヤーを下書きレイヤーにします。下書きレイヤーは書き出しの時に描画されません。
1bitレイヤー
①名前 : レイヤー名を変更します。
②カラー : レイヤーカラーを変更します。
③下書きレイヤー : チェックを入れると、レイヤーを下書きレイヤーにします。下書きレイヤーは書き出しの時に描画されません。
資料ウィンドウ
①資料ウィンドウに表示する画像を選択します。
②資料ウィンドウ内の画像を削除します。
③資料ウィンドウ内の画像を拡大します。
④資料ウィンドウ内の画像を縮小します。
⑤資料ウィンドウ内の画像をウィンドウサイズに合わせます。
⑥有効にすると、資料ウィンドウ内の画像から色を取得できます。
⑦資料ウィンドウ内の画像を左に15°回転します。
⑧資料ウィンドウ内の画像の回転・反転状態をリセットします。
⑨資料ウィンドウ内の画像を左に15°回転します。
⑩資料ウィンドウ内の画像を左右反転します。
ブラシサイズウィンドウ
ブラシサイズのプリセット一覧が表示されます。プリセットの編集は右クリックから [ブラシサイズの編集] ダイアログボックスを開くことで実行できます。
[ブラシサイズの編集] ダイアログボックス
①ブラシサイズウィンドウに表示されるブラシサイズを設定したり、削除したりすることができます。
②ブラシサイズの初期化 : ブラシサイズを初期状態に戻します。